Activities Vol. 1

15名で向き合った「CBCらしさって、何だろう?」

プロジェクト「EVOL」

いよいよキックオフ

2026年5月20日、東京本社・大阪支店から15名の精鋭が一堂に会しました。拠点も職種も年次もさまざま。共通するのは、CBCの未来を自分たちで切り拓こうという志です。

任命式に続き、圡井社長、山並・中尾両役員から激励のメッセージが贈られました。圡井社長はメンバーに「次の100年を担う全社プロジェクトの代表選手」と呼びかけ、感謝とともにプロジェクトへの期待を語りました。「真剣に、明るく、元気に。10年20年続くCBCの礎を一緒に作ってほしい」。続いて山並役員からは、外部での経営改革の経験に基づいた視点が示されます。「事業というハードを動かすのは、気持ちというソフト。CBCは良い会社だという想いを、なぜ良い会社なのか?まで突き詰めることが大切です」と。中尾役員からは「角の取れた丸い提案をしないこと。若さゆえの尖った提案をしてほしい」と、議論の心得が伝えられました。

他社の理念を

知ることで見えるもの

質疑応答を挟んで行われたのは、約半年にわたりプロジェクトを一緒に推進するメンバーの自己紹介です。「無人島に一つ持っていくなら?」「人生のやりたいことリスト」というお題に、仕事では見えない素顔が垣間見え、会議室の空気がほぐれていきます。

最初のワークは「推し理念」。一人ずつが選んだ他社の理念とその理由を語ります。ビジネスを興した創業者のストーリーに共感する人。理念を体現したサービスの存在に共感する人。異業種の理念を自身の働き方に重ねて共感する人…15名の推し理念を並べると、ある共通点が。「強い理念は短くシンプル」「理念は継承されてこそ機能する」そして「自分の実体験と結びついた時に納得が生まれる」など。他社の事例を深掘りすることで、自分たちが向き合う「共存共栄/Dream Together」へのまなざしが研ぎ澄まされていくようでした。

強みは、見方を

変えれば課題でもある

続けてのワークは「CBCらしさ」について。ポイントは、自分たちが考える会社の良い面だけでなく「ここが変!」という意見も歓迎であること。3つのチームがホワイトボードに付箋を貼り出し、計63の声が集まりました。全チームから共通して挙がったのが、「人のつながり」「風通し」「飲み会文化」「部署間の温度差」というテーマ。

興味深いのは、同じテーマがCBCの強みとしても、課題としても捉えられていることです。例えば、つながりの強さは、時に部署間の壁になるかもしれない。飲み会文化はオンオフの切り替えがはっきりしている一方で、健康への心配にもつながります。まさに、光と影は表裏一体。見方を変えればそれは、CBCの文化が一貫していることの証とも言えるでしょう。

こうして白熱のうちに終了した初のワークショップ。「EVOL」のキックオフ資料には、こんな一文が添えられていました。「半年後には皆さんときっと、今とは少し違う景色を見ています」。その景色を一人ひとりの目で確かめるための旅が、ここから始まります。

Activities Vol. 2

考えて、ぶつかって、また考える。
熱海で向き合った、CBCの未来。

日常業務を離れて

議論を尽くす

毎日働く会社であっても、その未来について一日中考える機会はそうありません。「CBCらしさとは?」「これからどんな会社にしたいのか」そんな正解のない問いに向き合うため、「EVOL」のメンバーたちが訪れたのは、夏の終わりの熱海です。

8月28日、会場となったホテルに一枚の看板が立ちました。「CBC株式会社 project EVOL様 会場」その先では、おそろいのEVOLシャツを着た15名がじっくりと腰を据え、1泊2日の合宿に臨みます。Dream、Together、GRITの3チームに分かれて取り組んだテーマは、キックオフから続く2つのミッション。「理念の可視化」と「未来への提言」です。

議論は、一筋縄では進みません。ホワイトボードに書かれては消される、いくつもの言葉。「それはなぜ?」「本当にそう言える?」「こんな反論が来たら?」意見がぶつかるたびに根拠を洗い出し、ときに議論の出発点まで戻る。各チームが三者三様の進め方で、検討を重ねていきます。

答えが簡単に出ないのは、当然なのかもしれません。問いの先にあるのは目先の正解ではなく、これからのCBCだから。考え、話し合い、また考える。熱海での濃密な時間は、こうして朝から晩まで続いていきました。

アイデアで終わらせず、

提言まで磨く

議論がひと段落し、迎えた中間発表。各チームが考えた内容をまとめ、マネージャーの松本・髙中、CBCグループ会社Career Bloom代表の篠崎にぶつけます。返ってきたのは、率直なフィードバックでした。問われたのは、課題や問題提起を端的に言い切れているか。チーム全員が同じ言葉や熱量で語れているか。そして、自分たちが実行する立場で考えられているか。良いアイデアを出すだけではなく、なぜそう考えたのかまで突き詰めること。そして誰に何を伝え、どう実現するのかを具体的な提言として示すこと。フィードバックを受けた各チームは再び検討の場に戻り、議論をさらに深めていきました。

夜には、思いがけない訪問も。役員が駆けつけ、移動中に確認した中間発表の動画をもとに、直接アドバイス。「当たり障りのない意見ではなく、若手だからこそ出せる斬新な視点を」というエールに、メンバーの表情も引き締まります。

そんな緊張をほぐすかのように、夕食後には社長からサプライズのケーキが。夜には砂浜で花火を楽しみ、チームの垣根を越えて笑い合うひとときもありました。考え抜くときは、最後まで。息を抜くときも、全力で。そんなメリハリもまた、CBCらしさの一つなのかもしれません。

問い続けることで

見えてきた変化

白熱した2日間を見守ったマネージャーたちは、メンバーの変化を口々に語っています。たとえば「日に日に良い表情になってきている」という声。徹底的に理念と向き合い、対話する中で、「自分視点」から「会社・経営視点」で考える習慣がつき、それが自ずと表情に表れているのかもしれません。また、全チームが社歴に関係なく考えをぶつけ合い、数値や根拠をもとに掘り下げる姿勢を評価する意見も。同じ目的に向かいながらも、チームごとに異なる視点が広がっていく。その確かな手応えはマネージャーたちにも伝わったようです。だからこそ、今後への期待も膨らみます。「より大きなビジョンで未来を捉え、自分たちが思う理想のCBCを描いてほしい」と、メンバーへ激励の言葉が贈られました。

各チームも、2日間を通じて得たものをそれぞれ語ります。Team Dreamは、仲間と共に未来について考え抜いた時間を日常業務では得られない価値あるものだったと振り返ります。Team Togetherは、中間発表のフィードバックをもとに提言をより深めていく決意を。Team GRITは、他チームの考えや意見に触れたことで新たな気づきが生まれたと語りました。

答えを探すために集まった2日間。けれど、見つかったのはむしろ新しい問いでした。考えれば考えるほど、また次の問いが生まれていく。大切なのは、CBCの未来を自分たちの言葉で考え続けること。その姿勢こそが、この2日間の何よりの収穫です。10月の役員向け発表、そして11月の社長向け発表へ。熱海で得た気づきと、磨いた言葉を携えて、「EVOL」はいよいよ集大成に向かいます。