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CBC株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:圡井正太郎、以下「CBC」)とFormiica Pharmaceuticals Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Renaat Janssen、以下「Formiica」)、日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川村茂之、以下「日本化薬」)の3社は、日本及びアジアへの医薬品のライセンス導入を目的として、3社共同出資によるジョイントベンチャーの設立に合意し、2025年8月8日付で出資契約(Shareholders Agreement)を締結いたしましたので、お知らせいたします。
ジョイントベンチャー設立の目的
本ジョイントベンチャーは、CBC、Formiica、日本化薬の3社による共同出資により設立され、シンガポールを拠点として、主に他社が開発・保有する医薬品のライセンス導入および日本を含むアジア・オセアニア各国へのサブライセンスを行うことを目的としています。CBCのネットワーク等を活用しつつ、3社の強みを生かした共同事業を展開することで、CBC医薬事業の強化を図ります。
今後の展望
速やかに本ジョイントベンチャーの設立手続きを進め、有望な医薬品導入案件の検討・交渉を進めて参ります。
<Formiica Pharmaceuticals Pte. Ltd.の概要>
Wuxi AppTec Co., Ltd.が業界アドバイザーを、UOB Venture Management Private Limitedが投資アドバイザーをそれぞれ務めているSEA Healthcare Fund VCCによって設立された、シンガポールを拠点とする持株会社です。日本、オーストラリア、韓国、そして東南アジアの医薬品市場において、臨床現場で満たされていない多様な医療ニーズや社会経済的課題に応えるため、革新的かつ費用対効果の高い医薬品を提供することを目指し、臨床開発・製品開発・受託製造・商業化などの各分野でパートナー企業とネットワークを構築しています。米国や欧州など主要な医薬品市場で既に承認を取得して販売されている医薬品や、臨床開発の最終段階にある特許取得済み医薬品の導入を通じて、そのビジョンの実現を図っています。
<日本化薬株式会社の概要>
日本化薬は、1916年の創立以来100年を越えて、基盤となる「火薬」「染料」「医薬」「樹脂」の保有技術を駆使し、これらを融合・変化させながら、時代のニーズに応える製品をつくってまいりました。モビリティ&イメージング事業領域、ファインケミカルズ事業領域、ライフサイエンス事業領域の3領域を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
医薬事業は、がん関連製品に特化し、新薬からバイオシミラー、ジェネリックまでを手掛け、抗がん薬に必要な信頼性の高い情報を医療機関に提供することに努めています。
詳細は、http://www.nipponkayaku.co.jp/をご覧ください。
CBC株式会社